皆さんは普段どんな環境でデータを保管していますか。USB、SSD、HDDといくつか種類がありますが普段、私がよく使っているのはUSBが中心です。小さいデータや持ち歩きたいときはUSBを、大きいデータを取り扱う際は外付けSSDを使用しています。USBには速度こそかないませんが、小型というメリットもあります。今回はそんな中でも超小型な2018年2月に発売されたUSB3.1(Gen1)のUSBメモリー、Sandisk ultra fit USB3.1 Flash Drive 64GBを紹介したいと思います。
今回購入した製品は並行輸入品になります。64GBモデルで購入価格は円になります。
並行輸入品Amazon商品ページ:SanDisk 64GB Ultra Fit USB3.1 (価格は64GBで1479円になります。)
正規品Amazon商品ページ:SanDisk 64GB Ultra Fit USB3.1フラッシュドライブ 【正規代理店品】 (5年保証) (価格は64GBで2580円になります。)
※並行輸入品は保証がありません。ご注意ください
並行輸入品の説明につきましてはこちらにて説明しています。
この記事の目次
特徴
コンパクトなプラグとデザイン
Sandisk ultra fit USB3.1 Flash Drive の最大の特徴はコンパクトということ。
最大の特徴は超小型であり、そのサイズは19.1 x 15.9 x 8.8 mm(長さx幅x高さ)と非常にコンパクトであるということ。
2.5インチHDDと比較した画像、ごく一般的なUSBとの比較画像になります。
比較に使用したのはSeagateの2.5インチHDDとシリコンパワー社のUSB3.0になります。シリコンパワー社のUSBは5年前くらいに購入したのですが見ての通りちょっと曲がってしまいました。そのため今回の商品を購入しています。
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また、以前からも小型なSandisk ultra fit USB3.0 使用していました。
SanDisk USBメモリー Ultra Fit USB3 .0 128GB
その後継機種にあたるモデルになります。以前とのモデルと比較してサイズ感はほぼ同じになります。
最大の変化はUSBの頭の部分で、2つ並べた場合に干渉しやすかったのですが干渉しにくくなりました。
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実際に普段使用しているSurface Bookにつけてみました。
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高速なUSB3.1(Gen1)ファイル転送速度
最大読み取り速度は、130MB/秒と高速ファイル転送速度を持つUSB3.1モデル。
USBメモリの中では比較的読み取り速度は早い部類になりコストパフォーマンスはいいモデルだとおもいます。
もちろん今回購入したSandisk ultra fit USB3.1 Flash Driveよりも高速なUSBメモリがSandiskさんより発売されています。Sandisk Extreme Pro USB3.1になります。その速度は最大読み取り速度が420MB/秒とSSD並みの速度になります。実際に比較レビューしてみたいですね。価格もAmazon正規代理店品で128GBで9800円、256GBで15800円。並行輸入品だと128GBで4480円でした。価格も高額ですね。
SanDisk エクストリーム プロ USB3.1 フラッシュメモリー 128GB (無期限保証)【正規代理店品】
では実際に今回購入したSandisk ultra fit USB3.1 Flash Driveどのくらいの速度が出ているかベンチマークを取ってみました。特にメーカーページに記載のない書き込み速度を中心に検証していきたいと思います。
使用したベンチマークソフトはCrystal Disk Mark 5を使用しています。
Crystal Disk Mark 5の詳細な説明はこちらから。
今回は1GB、500MB、100MBのデータを5回測定したときの速度になります。
1.1GBのデータを5回測定したときの速度の結果になります。
1GBの読み取り速度は113MB/秒出ていました。おおむね記載通りの数値ですね。 書き込み速度は49MB/秒出ていました。書き込み速度は少し物足りないですが。実際にテストデータ1GB×10データを転送してみました。
結果としては最大速度60MB/秒が出ましたが、平均すると15MB/秒前後の転送速度になりました。1GB×10データの転送時間は10分40秒でした。大きいファイルの複数データの書き込みは遅くなりますね。
2.500MBのデータを5回測定したときの速度の結果になります。
500MBの読み取り速度は137MB/秒出ていました。こちらもおおむね記載通りの数値ですね。 書き込み速度は53MB/秒出ていました。こちらも書き込み速度は少し物足りないですが価格帯も考慮した場合十分だと思います。実際にこちらも同様にテストデータ500MB×10データを転送してみました。
結果としてはこちらも最大速度60MB/秒が出ましたが、平均すると15MB/秒前後の転送速度になりました。500MB×10データの転送時間は5分18秒でした。こちらも大きいファイルの複数データの書き込みは遅くなりますね。
結果としては最大速度60MB/秒が出ましたが、平均すると15MB/秒前後の転送速度になりました。500MB×10データの転送時間は5分40秒でした。やはり大きいファイルの複数データの書き込みは遅くなりますね。
3.100MBのデータを5回測定したときの速度の結果になります。
100MBの読み取り速度は133MB/秒出ていました。こちらもおおむね記載通りの数値ですね。 書き込み速度は49MB/秒出ていました。こちらも書き込み速度は少し物足りないですが価格帯も考慮した場合十分だと思います。実際にこちらも同様にテストデータ100MB×10データを転送してみました。
果としてはこちらも最大速度60MB/秒が出ましたが、平均すると15MB/秒前後の転送速度になりました。500MB×10データの転送時間は5分18秒でした。こちらも大きいファイルの複数データの書き込みは遅くなりますね。
結果としてはこちらも最大速度60MB/秒出て、平均すると55MB/秒前後の転送速度になりました。100MB×10データの転送時間は19秒でした。小さいファイルの複数データの書き込みは十分な速度でした。これであれば実用十分な範囲ですね。
100MB、500MB、1GBのデータの転送速度を実際に確認しましたが大きいデータの転送には十分な転送速度を得られず100MB程度であれば実用性のある転送速度が得られた結果になりました。
SanDisk Secure Accessソフトウェア付属
Sandisk USBにはSanDisk Secure Accessというソフトウェアが付属しています。
SanDisk Secure Access はインストール不要であり、ファイルを暗号化できるソフトウェアになります。
最初からファイル暗号化ソフトが搭載されているのもいいことですね。
デメリット
実際に使用したことよりいくつかのデメリットが出てきました。1つずつ説明していきたいと思います
つかみにくくなってしまった
Sandisk ultra fit USB3.0と比較して頭の部分が変わり隣との干渉は少なったと記載しました。しかし、頭が小さくなり引っかかる部分が少なくなってしまったためにつかみにくくなってしまいました。干渉とつかみにくさ、どちらを取るかはあなた次第。
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筐体の材質が弱くなった
Sandisk ultra fit USB3.0との比較になってしまいますが、筐体の材質が変更になっております。
Sandisk ultra fit USB3.0では金属筐体が採用されていましたが、今回のSanDisk Ultra Fit USB3.1はプラスチックのような材質の筐体になっております。写真ような感じで上部を押すとへこみが発生してしまいます。
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今のところ大きな破損はありませんがかなり薄く作られており、破損がかなり心配です。今後、使用で問題発生した場合は改めて報告したいと思います。
もし購入される方は金額が高くても保証付きのほうが安心かなとは思います。正規代理店購入であれば5年保証もついてきますし、偽物をつかまされる心配もありません。並行輸入品を購入する際には慎重な購入を心掛けたいですね。まあ、消耗品としてなら並行輸入品でもいいかもしれません。
まとめ
ここまで、SanDisk 64GB Ultra Fit USB3.1を紹介してきましたが不安なところもありますが、コンパクトで速度も十分な製品であると思います。興味を持たれた方は購入を検討してみてください。
並行輸入品Amazon商品ページ:SanDisk 64GB Ultra Fit USB3.1 (価格は64GBで1479円になります。)
正規品Amazon商品ページ:SanDisk 64GB Ultra Fit USB3.1フラッシュドライブ 【正規代理店品】 (5年保証) (価格は64GBで2580円になります。)
※並行輸入品は保証がありません。ご注意ください